BricsCAD(Bricsys NV)

目次
BricsCAD
引用元:Bricsys NV公式HP(https://www.bricsys.com/)

BricsCADとは?
どんな用途・会社に適した
製品なのか

DWGベースで2D/3D CAD・BIM・機械設計・土木測量など多くの機能を統合したオールインワンCADです。建築設計事務所・製造業・土木会社など幅広いユーザー向けで、2D・3D・BIMを一元管理し、高い互換性と生産性、AI駆動の自動化も特徴。

異分野の設計・施工・製造を1つのプラットフォームで完結したい企業や、多様なデータや図面を扱う設計事務所に適しています。コスト効率やネットワークライセンスの柔軟性も魅力です。

当サイトでは、公共施設・住宅・商業施設など建物種類別に適したBIMソフトを紹介しています。BIMソフトをご検討の方は、ぜひ参考にしてください。

BricsCADの特徴

あらゆる業界で拡張できるカスタマイズオプション

LISP、VBA、.NET、C++など多様な言語に対応しており、独自のワークフローを設計、構築することができます。また、自分好みにアドオンを選び、業界に特化したツールセットを追加することが可能です。

ショートカットキーの設定ができるため作業に合わせてキー操作を割り当てたり、ツールバーやコマンドラインで作業環境を組み合わせたりして効率よく作図、編集などを行うことができます。

幅広いデータと連携可能

BricsCADはデフォルトでDWDやDXF、DWT、ACIC SAT、PDF、Draftsightなど幅広いファイル形式をサポート。BricsCAD用のCommunicatorを使用することでParasolid、CATIA、Creo、3D PDFなどの3Dおよび機械ファイルを追加することができます。

専門スタッフによるサポート

BricsCADでは、新規ライセンスには1年間のBricsCADメンテナンスが含まれており、2年目以降更新するかどうかは自由です。

製品サポートとBricsCADのアップグレードに一貫して対応しています。ヘルプセンターやフォーラムへのアクセス、学習プラットフォーム、マイナーメンテナンスリリースだけでなく、メンテナンスオプションを追加することで専門家による製品サポートやメジャーアップデートが利用可能となります。

BricsCADの操作性と学習コスト

BricsCADはシンプルな画面で使いやすいインターフェースになっています。リボンやツールバー、コマンドラインなど一般的な要素がそろっており、AutoCADの経験者であれば短期間で操作に慣れることができるでしょう。スペックを押さえていることでソフトの動作が軽快で、直感的に操作可能。アイコンの配置換えができるため、自分で操作しやすいように調整できます。

BricsCADの公式サイトにはラーニングセンターがあり、インストールとライセンスに関する問題への対処、AutoCADからの移行、各種操作など、知りたい情報を無料でチェックし自分で学習することができます。

BricsCADの基本操作と学び方

BricsCADは直感的な操作ができるものです。どのような操作がありどう学習するのかについて紹介します。

画面構成を理解することで効率よく操作を学べる

BricsCADの画面構成は、上部にリボンやツールバーが配置されておりメインとなる作図エリアが中央に、コマンドラインが左下や中央下部にあります。マウスのホイール操作や右ドラックで画面移動やズームイン・アウトをして作図エリアを把握することができ、プルダウンメニューからワークスペースを切り替えることができます。

コマンドラインを常に表示させておけば、入力作業が効率化できます。BricsCADは背景色を変更できるため、作図エリアの背景色と用紙イメージを一致するために必要に応じて設定しておくと良いでしょう。

基本となるツールバーとコマンドラインの使い方

リボン形式に慣れている場合はリボンタブにあるアイコンを選択することで主要コマンドが実行できますが、ツールバーの方が良い場合は必要なボタンやプルダウンを表示しておくと良いでしょう。図形の位置調整や複製、回転、スケール健康、文字や寸法を入力する注釈コマンドをリボンやツールバーから選択することができます。

よく利用するコマンドをクイックアクセスツールバー、ショートカットキーに登録すれば効率よく作業することができます。

BricsCADでのモデリングの流れ

BricsCADで3Dモデリングをする際には、まずモデルの雛形形状を作成してから3Dモデル化を行います。BricsCADでは押し出しやプッシュ/プル機能を使って簡単に編集できますし、モデルの編集には3Dアクセスツールバーにある面の選択や境界検出を活用可能です。

各種機能を使ってモデルを作りこみ、編集しやすいようにパラメーターを付与。モデルが完成すればBOM集計などが行えるようになります。設計中のものを流用するのであれば、コンポーネント化してモデルを階層的に管理して設計できます。

BricsCADの価格は?
<導入費用・月額利用料>

導入規模や用途に応じて5つのプラン(Lite/Pro/Mechanical/BIM/Ultimate)を用意。サブスクリプション型(月額・年額)と買い切り型のライセンスが選べ、初期費用を抑えたい場合は年額課金、長期運用では買い切り型がコスト効率に優れています。

プラン名 料金(税不明) 対象ユーザー 特徴
Lite サブスク:43,000円/年〜
無制限:94,250円
2D製図メインの設計者 2D図面作成・編集に特化/LISP対応/DWG完全互換
Pro サブスク:60,000円/年〜
無制限:143,000円
一般設計・エンジニア 2D/3D作図/サードパーティAPI・レンダリング/3Dモデリング全般
Mechanical サブスク:120,000円/年〜
無制限:266,500円
製造・機械設計者 Proの機能+機械設計特化
BIM サブスク:126,000円/年〜
無制限:279,500円
建築設計・BIM活用ユーザー Proの機能+BIMモデリング/IFC・RVT連携/配管・構造設計
Ultimate サブスク:137,000円/年〜
無制限:305,500円
全分野フル機能が必要な企業・設計事務所 上記すべての機能を統合/BIM・機械設計・3D全対応/ソフト間シームレス切替

BricsCADの無料体験版
(フリートライアル)について

すべてのプランで30日間の無料体験版を公式サイトから提供しています。基本的に全バージョンのフル機能が利用可能です。Webサイトの「体験版ダウンロード」から申請し、インストール用URL・認証情報を取得できます。

体験中も保存・印刷・ファイル入出力など通常業務と同様に使え、導入前の評価や社内研修にも向いています。

BricsCADの導入方法

BricsCADを始めるときは、BricsCADの公式サイトでマイアカウントを登録する必要があります。アカウント登録を行うことで、公式サイトにあるラーニングセンターが利用可能となるため、インストール方法から動画で学ぶことができます。

BricsCADのアカウントを作成してログインした後に、「BricsCADをダウンロード」ボタンをクリックして希望するプラットフォーム・言語を選び、利用規約に同意してダウンロードすればBricsCADを始めることができます。

選べるライセンスオプション

BricsCADは、ニーズに応じて選べる複数のライセンスオプションを用意しています。

  • シングルユーザーライセンス:単一ユーザーに適している
    PC1台に対してインストールして利用し、別の端末で使う場合はライセンスの移動が必要
  • ネットワークライセンス:複数のユーザーがライセンスを共有してBricsCADを利用する
    会社のネットワーク内にライセンスサーバーを設置して使用する
  • ボリュームライセンス:複数のライセンスをまとめて購入する企業向けライセンス
    1つのライセンスキーが購入したシートの数だけ認証できるもので、1つのライセンスキーで複数の管理。運用ができる
  • アカデミックライセンス:学生、学部、教員、教育機関向けライセンス
    BricsCADソフトを1年間無料で提供するもので、シングルユーザー、ネットワーク、ボリュームライセンスが選択できる

また、BricsCADのライセンスには一度購入すれば期限なく使い続けられる永久ライセンスと、一定期間ごとに更新が必要なサブスクリプションという購入方法があります。

BricsCADのインストールオプション

BricsCADには、通常の非サイレントインストール(対話型インストール)、Windowsのみのサイレントインストールを選ぶことができます。対話型インストールを使用する際は、インストーラファイルをダブルクリックして使用許諾契約に同意、インストールフォルダを選択してインストールします。

サイレントインストールの場合は管理者権限があることを角印し、PowerShell またはコマンドプロンプトを開いてインストーラ場所に移動。ファイル名入力やコマンドプロンプトへの入力などの手順を経て、インストールを開始します。

BricsCADを学べる教材・参考書について

BricsCADを学ぶ方法としては、参考書などの書籍の活用が挙げられます。しかし、BricsCADに特化した専門書や入門書は多く出版されているわけではなく、AutoCADと比べると見つけにくいのが実情です。

BricsCADのユーザー数がAutoCADよりも少ないこと、売上が限られてしまうため需要が見込めず出版企画が立ち上がりにくいことがBricsCADの書籍が少ない理由として挙げられますが、BricsCADはオンラインマニュアルが充実しているため、そちらを活用して学ぶことがおすすめです。

公式サイトの無料動画教材とBricsCAD PDFマニュアル

BricsCADでは、公式サイトに無料で学べる動画教材を無料で掲載しています。動画教材は実際の操作画面を見ながら学ぶことができます。また、オンライン教材はBricsCADのバージョンアップに合わせて内容が更新されるため、常に最新の情報で学習可能です。PDF版のマニュアルはオフラインでも確認することができます。

コミュニティを活用した情報交換

BricsCADのユーザーフォーラムやコミュニティを活用すれば、ユーザー同士で情報交換を行うことができます。公式のBricsCAD Furumは英語中心でのやり取りとなりますが、日本国内であれば技術系のブログやSNS投稿を活用して課題解決、作業効率化のヒントを得ることもできます。

コミュニティやブログ、SNSは他のユーザーから新しい機能活用や工夫方法を知るための大切な情報源です。公式動画だけでなく、様々な媒体から情報を得ることが大切です。

BricsCADの導入事例

公式HPに事例はありませんでした。

BricsCADユーザーの
評判や口コミを紹介

豊富な機能が最大の価値

BricsCADは常に機能が追加され、進化を続けています。通常、BricsCADの機能セットに匹敵するには、他のベンダーの複数のソフトウェアパッケージが必要です。

この点と永久ライセンスの組み合わせにより、BricsCADは優れた価値提案となっています。

高い信頼性と導入の容易さが
強み

このプラットフォームによる3Dモデリングと迅速な機械図面生成は素晴らしいです。このソリューションはオールインワンのCAD機能を提供しており、類似製品の使用経験から、導入は非常に簡単でした。

BricsCADの機能

機能名 機能の特徴
高度な3Dモデリング ソリッド、サーフェス、メッシュによる3D設計や3D拘束、パラメトリック編集が可能で建築・製造両分野に対応。
継続的なDWG互換 AutoCADと高い互換性を持つDWGベースで、2D/3D図面の読み書きや外部参照、データ連携もシームレスに行える。
統合BIM&機械設計 BIM・機械設計両方のツールを備え、一つのプラットフォーム上で建物・設備・機械・土木設計のワークフローを統合。

BricsCADの互換性

DWG、DXF、DWT、DWSなどAutoCAD標準形式に対応し、古いバージョンから新型まで自由に保存・編集可能です。また、IFC・STEP・IGESなどにも対応し、AutoCADやRevit、他社3DCAD、BIMソフトとシームレスに連携・データ交換できます。

BricsCADで作成できる
図面や画面イメージ

BricsCADで作成できる図面や画面イメージ
引用元:Bricsys NV公式HP
https://www.bricsys.com/ja-jp/bricscad/features/3d-modeling

作成された3Dモデリングの設計画面であり、ソフトの主要機能である3D設計ツール群(Toolset)を横断的に表示。建築・土木・製造など幅広い用途に対応し、構造物・部品・建物の詳細3Dモデルを表現できます。

BricsCADの動作推奨環境

推奨動作環境は、CPU:Core i7/i9またはRyzen 7/9 3.0GHz以上、メモリ16GB以上、SSD推奨、GPUは8GB VRAM搭載グラフィックカード、解像度1920×1080以上です。

BricsCADを提供する
Bricsys NVの基本情報

会社名Bricsys NV
所在地東京都港区三田1-4-28 三田国際ビル18F
電話番号記載なし
公式HPhttps://www.bricsys.com/
CHECK
BricsCADのまとめ

BricsCADは、DWGベースで2D/3D CAD、BIM、機械設計を統合したオールインワンプラットフォーム。建築・製造・土木分野の設計者やエンジニア向けで、高い互換性と操作性、コスト効率の良さがメリットです。

自社に合ったBIMソフトを選ぶのであれば、どのような建物をメインに設計しているのかを基準にすると良いでしょう。当サイトでは、建物種類別に適したBIMソフトを紹介していますので、ソフト選びの参考にしてください。

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