業態別にBIM活用の
課題を解決する
外注サービス選定ガイド

社内ルールに合わせたモデルの量産から営業プレゼン、干渉チェックまで。
BIMモデルの外注に対応できるパートナー企業を
ゼネコン・設計事務所・管理会社向けに紹介
しています。

BIMの導入を検討中の方向けに、メリット・活用法等を徹底解説|BIMding » 【サービス比較】BIM外注会社一覧まとめ!業態別におすすめのパートナーも紹介
目次

業態別
BIM業務の
外注先おすすめ3選

外注サービスの活用は、業務効率化や品質向上など多くのメリットをもたらします。しかし、その効果を最大限に引き出すには、自社の課題や目的に合ったパートナー選びが欠かせません。
ここでは、企業の業態別に、親和性の高い外注サービス3社を厳選して紹介
自社の課題に合った企業選びの参考にしてください。

ゼネコン向け
例えばこんな状況に
  • 下請けにBIMルールを遵守させたい
  • 複雑な積算業務の工数を削減したい
  • 製作図レベルのモデルを量産したい

エプコ

エプコ
画像引用元:エプコ公式HP
(https://www.epco.co.jp/lp_bim)
社内の運用ルールを
モデルに反映できる
  • 建築・電気それぞれの学士資格を持つ専門人材が在籍。現場状況に即したBIMルールを策定し、下請け指示の工数を削減
  • 策定したルールをもとに、積算や各種計算の自動化開発も可能で、数量拾いの作業を減らし、見積のばらつきを減らせる
  • BIMの普及が進む中国・深圳に30名のBIMマスター人員がおり、均質な製作図モデルを安定的に供給可能
設計事務所向け
例えばこんな状況に
  • 店舗・売場設計の品質を高めたい
  • 顧客向けのプレゼンを充実させたい
  • 外注しつつBIM導入も進めたい

ANALOG

ANALOG
画像引用元:ANALOG公式HP
(https://anlg.co.jp/solutions/bim-design/)
什器や照明まで
含めて図化できる
  • デザイン事務所として店舗や売場設計の実績があり、什器・照明配置も含めた詳細な設計計画を提示
  • BIMモデルで企画図・建物内動画などを作成。効果的なプレゼンで元請け企業からの信頼を得られる
  • 補助金・助成金を活用したBIM導入支援サービスを展開し、小規模事業者でもコストを抑えて運用可能
管理会社向け
例えばこんな状況に
  • 既存建物の精確な設備BIMがほしい
  • 設備管理を効率化したい
  • 管理・修繕時のトラブルを減らしたい

キャディアン

キャディアン
画像引用元:キャディアン公式HP
(https://www.cadian.jp/)
設備BIMの
専門チームが対応できる
  • 既存建造物の点群データから忠実な設備モデルを作成。設備の状態把握や更新作業のミスを削減できる
  • BIMデータから設備マネジメントに必要な情報を整理し、点検・保全作業の工数を低減
  • 設備管理情報をもとに施工ミスや仕様誤認によるトラブルを防止。資産の運用・保全を支援
※参照元:エプコ公式HP|2025年8月26日調査時点
https://www.epco.co.jp/lp_bim

業態別におすすめ
BIM業務の外注先
企業を詳しく解説

  • 下請けにBIMルールを
    遵守させたい
  • 複雑な積算業務の工数を
    削減したい
  • 製作図レベルのモデルを
    量産したい
ゼネコン向け

エプコ

エプコ
画像引用元:エプコ公式HP
(https://www.epco.co.jp/lp_bim)

エプコにBIM業務を
外注するメリット

業務状況にあわせた
BIMルールで
現場の手戻りを減少

建築・電気分野の学士資格者がプロジェクトの状況に応じた社内外へのBIMルールの浸透や運用まで手厚く支援します。担当者ごとの作業ばらつきを抑え、図面の修正回数や伝達ミスの発生を抑制できるので、現場での再作業や手戻りを削減。

業界に特化したBPOやアウトソーシングの実績を活かし、業務フローの構築からコンサルティング、モデリングの代行まで一貫して対応できるため、進行管理やフィードバックの手間を削減し、設計変更時の対応もスムーズになります。

中国拠点の量産体制により
質と量を担保できる

人員体制と業務設計の両面から、品質を保ちながらもコストを抑え、大量のBIMモデル作成にも柔軟に対応できる環境を実現しています。

BIMの普及が進む中国・深圳に制作拠点を設置し、BIM/CAD開発に精通した約30名の開発体制を確保
さらに、BIMとITシステム(顧客管理・業務支援ツール等)を組み合わせることで、情報の一元管理や業務の自動化も可能となり、業務効率の向上やトラブルの未然防止にもつながります。

※参照元:エプコ公式HP|2025年8月26日調査時点
https://www.epco.co.jp/lp_bim

エプコにBIM業務を
外注した事例

大手低層
BIMモデリング対応
共同住宅のBIMモデリング対応
情報参照元:エプコ公式HP
https://www.epco.co.jp/lp_bim
ルール策定から導入時の伴走支援で、
工数の削減と手戻りを防止

施工を見据えたBIMのメリットが社内で可視化できておらず、活用や導入ができていない状態でした。そこで、エプコがBIMの導入支援として、社内システムと業務フローとの互換性チェックを実施。
さらに、BIMモデル作成ルールに落とし込み、積算・各種計算の自動化までを行い、工数の削減や手戻りの低減につながりました。

エプコの企業情報

会社名株式会社エプコ
本社所在地東京都墨田区太平4-1-3 オリナスタワー 12F
電話番号03-6853-9165
公式HPhttps://www.epco.co.jp/lp_bim
  • 店舗・売場設計の品質を
    高めたい
  • 顧客向けのプレゼンを
    充実させたい
  • 外注しつつBIM導入も
    進めたい
設計事務所向け

ANALOG

ANALOG
画像引用元:ANALOG公式HP
(https://anlg.co.jp/solutions/bim-design/)

ANALOGに
BIM業務を外注する
メリット

完成イメージとコストを
早期に可視化できる

ANALOGは、伊東屋などの店舗や売場設計の実績を持ち、什器や照明配置まで含めた設計計画をワンストップで提供しているデザイン事務所です。BIMやVRを活用した3Dモデルによる直感的なデザイン提案に加え、運営効率・将来的なレイアウト変更にも配慮した什器設計を強みとしています。

設計段階から完成イメージやコスト感を明確に共有できるため、手戻りの少ないスムーズな進行と、高品質な空間づくりを目指す企業におすすめです。

BIMモデル×動画の提案で
スムーズな合意形成が可能

BIMモデルを活用し、企画図や建物内を歩くような視点の動画を作成し、提供できます
設計意図や空間の魅力を視覚的・直感的に伝えられるため、専門知識のない発注者や元請け企業にも完成イメージをわかりやすく共有することが可能です。

合意形成や意思決定がスムーズに進み、信頼の獲得にもつながるため、提案力を高めたい企業にぴったりの外注先といえるでしょう。

ANALOGにBIM
業務を
外注した事例

店舗・オフィス・空港
などのBIMモデリング対応
ANALOG事例
画像引用元・情報参照元:ANALOG公式HP
https://anlg.co.jp/solutions/bim-design/
図面・什器設計から動画
提案までBIMで一括対応

3Dモデルの作成、パース、詳細図面だけでなく、什器・サイン設計・商品のモデル化まで対応しました。
レンダリングや、内部を歩くようなウォークスルー動画も可能で、照明効果や装飾イメージも調整できるため、クライアントへの提案力と合意形成を支える成果物を提供しています。

ANALOGの企業情報

会社名ANALOG株式会社
本社所在地神奈川県横浜市中区本町1-7
東ビル212
電話番号045-228-8964
公式HPhttps://anlg.co.jp/
  • 既存建物の精確な設備BIMが
    ほしい
  • 設備管理を効率化したい
  • 管理・修繕時のトラブルを
    減らしたい
管理会社向け

キャディアン

キャディアン
画像引用元:キャディアン公式HP
(https://www.cadian.jp/)

キャディアンにBIMを外注するメリット

点群データで、現場を
そのまま
可視化

既存建造物の点群データから忠実な設備BIMモデルを作成し、現場の状態を正確に3Dで再現することが可能です。図面と現場のズレや情報不足による管理ミスを削減し、設備の状態把握や更新作業を効率化。

高所や複雑な設備も安全かつ短期間でデータ化でき、分かりやすい3Dモデルで保守・改修計画が立てられるため、設備管理の精度とスピードを両立できます。

設備情報を一元管理し、
業務の効率と精度を
大幅アップ

点群データや既存図面から正確な設備モデルを作成し、維持管理(FM)フェーズまで一貫対応できます。図面や写真を照らし合わせることなく、PC上で設備の状態や位置を正確に把握でき、現地調査や資料確認の手間を大幅に軽減。
型番・設置場所・点検履歴などもモデル内で一元的に確認できるため、担当者による判断のばらつきや伝達ミスを防げます。

キャディアンに
BIM業務を
外注した事例

ボックスカルバートの配筋の
BIMモデリング対応
キャディアン事例
画像引用元・情報参照元:キャディアン公式HP
https://www.cadian.jp/techinfo/detail/14
現場把握、管理業務の
属人化を解消

2D図面をBIMソフトに読み込み、ボックスカルバートの躯体と配筋モデルを作成しています。配筋モデルを区別するために、配筋1本ずつに鉄筋番号を付けました。過密となる配筋は、ピンク色と緑色に色分けして視認性を高め、鉄筋番号の付与や色分けで過密部分を可視化しています。
結果、現場の打ち合わせで施工計画上の問題点を事前に共有でき、手戻りを防止しながらスムーズな合意形成が実現できます。

キャディアンの企業情報

会社名株式会社キャディアン
本社所在地東京都新宿区西新宿3-9-7 フロンティア新宿タワー 4F
電話番号03-3373-5552
公式HPhttps://www.cadian.jp/

BIM業務の外注ができる企業一覧

BIM業務の外注に対応できる企業は、設計・施工・維持管理など多様なフェーズや業種に対応し、専門性や実績もさまざまです。
こちらでは、BIM外注サービスを提供している企業を一覧でご紹介します。

BIMデータの作成から、営業提案資料やプレゼン用3Dモデル・動画の制作、BIM導入のコンサルティングまで幅広く対応しています。中国拠点にBIMの制作体制を確保しており、質を保った量産体制が可能です。

本社所在地東京都墨田区太平4-1-3
オリナスタワー 12F
電話番号03-6853-9165
公式URLhttps://www.epco.co.jp/lp_bim

BIMを活用した3Dモデルやパース、ウォークスルー動画による高精度な提案と効率的な設計を支援しているデザイン事務所です。店舗・オフィスなど商業空間の設計実績を多く持ちます。

本社所在地神奈川県横浜市中区本町1-7
東ビル212
電話番号045-228-8964
公式URLhttps://anlg.co.jp/

設備BIMに特化した専門チームが、点群データや現地計測から高精度な3D設備モデルを一気通貫で作成しています。低コストと高品質を両立し、設計から維持管理まで幅広く対応可能です。

本社所在地東京都新宿区西新宿3-9-7
フロンティア新宿タワー 4F
電話番号03-3373-5552
公式URLhttps://www.cadian.jp/

住宅・福祉施設・クリニックなどの対応実績を持ち、2008年からBIMを導入した企業です。デザイン・コスト・性能を重視し、土地選びから設計・監理・用途変更まで一貫対応しています。

本社所在地栃木県宇都宮市花園町4-1
電話番号028-635-7226
公式URLhttps://www.yokomatsu.info/
BIM業務の外注ができる
企業をもっと見る

日本の建築専門大学を卒業したエンジニアがチームに在籍しています。住宅や集合住宅、福祉施設、公共施設など人の生活に密着した建築を得意としている企業です。

本社所在地ベトナム
Khu X10, Thôn 3, Xã Phúc Hòa, Huyện Phúc Thọ, Thành phố Hà Nội, Việt Nam.
電話番号(+84)967-755-668
公式URLhttps://beniken.vn/

BIMコンサルからBIMモデル作成、図面出力、クラウド管理までを対応しています。設計・施工・管理の各フェーズで、意匠・構造・設備分野を問わずBIM化をサポート。

本社所在地東京都港区赤坂2-9-11
オリックス赤坂2丁目ビル 10F
電話番号03-5575-6643
公式URLhttps://www.paper-less-studio.net/

地盤調査から品質証明書発行までを対応し、改良工事を受注しない中立的な立場で公平に地盤評価している企業です。独自の「地盤セカンドオピニオン」や地盤安心マップなど、安心・安全な住まいづくりを支援しています。

本社所在地東京都新宿区新宿5-2-3
MRCビル4F
電話番号03-6265-1803
公式URLhttps://jibannet.co.jp/

BIM/CIMの導入から運用保守、3Dモデル・シミュレーション作成、教育支援まで一貫して対応しています。経験豊富なスタッフによる柔軟な業務支援と、土木・建築分野での高い技術力が特徴です。

本社所在地東京都新宿区四谷三栄町6-1
電話番号03-5363-0650
公式URLhttps://www.cstnet.co.jp/

建築・土木・設備分野に特化した人材派遣・紹介や技術支援を展開しています。豊富な実績と独自の人材育成制度で、即戦力エンジニアを多数擁し、設計・施工管理・CADなど幅広い建設業務をサポート。

本社所在地東京都港区赤坂3-8-15
THE AKASAKA 4F
電話番号03-3505-3737
公式URLhttps://acteng.com.vn/

BIM/CIMやi-Constructionの3次元モデル作成を受託し、構造物や配筋モデル、干渉チェック、施工ステップや道路設計モデル、合意形成用モデルなど多様な出力に対応しています。手順や注意点をまとめたレポート作成も可能です。

本社所在地東京都千代田区飯田橋2-18-4
電話番号03-3264-7111
公式URLhttps://www.otsuka-shokai.co.jp/

BIM株式会社はBIMに深い知見を持つ専門業者として、プロフェッショナルな業務提供を行います。これまでさまざまな案件に対応してきた経験を活かし、建築図面や機械図面、電気設備図面などのあらゆる業務に対応できます。

本社所在地広島県福山市明王台3-2-33
電話番号084-999-2810
公式URLhttps://bim-f.co.jp/

Hive.Rym株式会社は建築士の働き方を変えるために作図作業の外注先としてサポートをおこないます。建築士が「創造」や「検討」により多くの時間を割き、よりよい建物が建築できるよう作図作業を代行しています。

本社所在地東京都千代田区神田三崎町1-2-9 Sビル5F
電話番号公式HPに記載なし
公式URLhttps://www.hive-rym.co.jp/

建設コンサルタント会社の関連会社としてスタートしたため土木関連の3次元関連業務に強みを持っており、実績・ノウハウを生かして短納期での成果物提出を行います。3Dモデル作成だけでなく報告書作成支援までワンストップで対応可能です。

本社所在地奈良県桜井市大字川合272番地の4
電話番号公式HPに記載なし
公式URLhttps://livic-eng.com/

WILLOF BIM/CIMはチームで企画設計から施工までワンストップでアウトソーシングに対応しています。建築、土木、設備領域のソフトに対応しており、フェーズ単位での依頼も可能です。

本社所在地東京都新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビルディング 55階
電話番号03-6863-3711(代表)
公式URLhttps://willof-bim.com/

ReCADemyはCAD・BIM専門オンラインスクールであるとともに、RevitやArchiCADでのBIMモデリングやRevitでのファミリ作成の依頼にも対応。またBIM内製化に向けた研修の相談にも対応しています。

本社所在地【株式会社プロシーズ】大阪府吹田市広芝町10番25号 第2池上ビル1階
【株式会社ブリングロウ】東京都練馬区下石神井6-28-2-H
電話番号【株式会社プロシーズ】06-6190-6276
【株式会社ブリングロウ】03-6824-2780
公式URL【株式会社プロシーズ】https://www.pro-seeds.com
【株式会社ブリングロウ】https://bringrow.co.jp

建築図面のほか機械設備図面、電気設備図面の作成に対応が可能です。そのほか、施工図や施工要領書の作成業務にも対応していることから、図面の作成と合わせてワンストップでの依頼を行うこともできます。

本社所在地広島県福山市明王台3丁目2-33
電話番号084-999-2810
公式URLhttps://oogamesin.jp/bim/

株式会社DENPLANはBIMツールとしてARCHICADやREVIT、3DMAX、LUMIONなどを活用し、建築物の3Dモデルを作成しています。施工ステップ図の作成に加え、設備配管の干渉チェックなどさまざまな面からの検討も可能です。

本社所在地愛知県名古屋市中区錦二丁目2番24号 いちご丸の内サウスビル5階
電話番号052-228-7720
公式URLhttps://denplan-sekkei.com/

30年以上の実績があり、日本を含む43カ国で15,000以上のプロジェクト※で利用されていて、日本の建築業界における効率化と革新を推進しています。建築プロジェクトのライフサイクル全体をサポートするためのサービスを提供しています。

参照元:Pinnacle BIM Technology株式会社公式サイト (https://pinnacleinfotech.com/services/bim%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9/)2026年2月時点

本社所在地東京都港区六本木7丁目21番24号 407号室
電話番号080-3212-0816
公式URLhttps://pinnacleinfotech.com/

ベトナムにBIM制作チームがあり、リーズナブルかつ迅速な対応です。さらにBIMを熟知する専門メンバーがプロジェクトに参加して高い品質のサービスを提供しています。BIM作成チームはベトナムにありますが、日本語で対応できます。

本社所在地東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビル32F
電話番号03-5909-0515
公式URLhttps://urban-plan.com/

BIMトータルソリューション「BIM+(ビムプラス)」の提供により、BIMの導入から活用に関する幅広い要望に対応できます。例えば、「BMIを導入したいものの人材がいない」「社員に対する教育を行いたい」などさまざまな要望や課題解決に応えます。

本社所在地東京都千代田区神田和泉町1番地 神田和泉町ビル
電話番号03-3835-6280
公式URLhttps://www.cosmo.toppan.com/

BIM外注でよくある質問

Q1
BIM外注では、どのような業務を依頼できますか?

BIM外注では、2D図面をもとにしたBIMモデル作成、設計モデルの作成、施工図・製作図レベルのモデリング、干渉チェック、数量拾い、提案用パースやウォークスルー動画の作成などを依頼できます。

また、既存建物の図面や点群データをもとにBIM化する業務や、設計・施工・維持管理で活用するための属性情報を整理する業務を依頼できる場合もあります。

ただし、外注先によって対応範囲は異なります。単に3Dモデルを作成するだけなのか、施工検討や数量算出まで使えるモデルにしたいのかによって、必要な作業内容や費用は変わります。依頼前に、BIMを何に使いたいのかを明確にしておくことが大切です。

Q2
2D図面しかない場合でもBIM化を依頼できますか?

2D図面しかない場合でも、BIM化を依頼することは可能です。 平面図・立面図・断面図・矩計図・設備図などをもとに、建物の3Dモデルを作成するケースは多くあります。

ただし、2D図面だけでは高さ情報や部材の詳細、設備の取り合いなどが読み取りにくい場合があります。そのため、仕様書、仕上表、設備資料、現地写真、過去の設計資料などがあると、より正確なモデルを作成しやすくなります。

図面情報が不足している場合は、外注先から追加確認が入ったり、想定条件を整理したうえでモデル化したりすることもあります。依頼時には、手元にある資料をできるだけ共有し、不明点の確認方法も決めておくとスムーズです。

Q3
BIM外注の費用は何で決まりますか?
BIM外注費用を左右する要素

BIM外注の費用は、主に建物の規模、用途、モデル化する範囲、必要な精度、入力する属性情報、納期、修正回数、納品形式などによって変わります。

たとえば、意匠モデルだけを作成する場合と、構造・設備まで含めて干渉チェックに使えるモデルを作成する場合では、必要な工数が大きく異なります。また、プレゼン用の見た目を重視したモデルと、施工や数量拾いに使うモデルでも、求められる作り込みのレベルは変わります。

見積もりを依頼する際は、「どの範囲をBIM化したいか」「何に使うモデルか」「いつまでに必要か」「どの形式で納品してほしいか」を整理して伝えることが重要です。条件が具体的なほど、見積もりの精度も高まりやすくなります。

Q4
BIM外注の納期はどのような条件で変わりますか?
BIM外注の納期を左右する要素

BIM外注の納期は、建物の規模や複雑さ、モデル化する範囲、資料の揃い具合、必要な精度、確認・修正の回数によって変わります。

小規模な建物や一部範囲のみのモデル化であれば比較的短期間で進められる場合がありますが、大規模施設や複雑な設備を含む案件では、確認作業や調整に時間がかかることがあります。特に、意匠・構造・設備を横断して整合性を確認する場合は、関係者間のやり取りも納期に影響します。

また、図面や仕様の変更が多い段階で依頼すると、修正作業が増えて納期が延びることもあります。外注先に相談する際は、希望納期だけでなく、確認にかけられる期間や修正対応の回数も含めて共有すると、現実的なスケジュールを立てやすくなります。

Q5
見積もり前に準備しておくべき資料はありますか?

見積もり前には、できるだけ依頼内容を判断できる資料を準備しておくとよいでしょう。主な資料としては、平面図、立面図、断面図、配置図、設備図、構造図、仕様書、仕上表、現地写真、点群データ、既存のCADデータなどがあります。

あわせて、BIMモデルの用途も整理しておくことが重要です。たとえば、施主向けの提案に使いたいのか、設計検討に使いたいのか、施工時の干渉チェックに使いたいのか、維持管理に活用したいのかによって、必要な作業内容は変わります。

また、希望する納品形式、使用ソフト、モデルの詳細度、必要な属性情報、希望納期、修正対応の範囲も伝えられると、より具体的な見積もりを受け取りやすくなります。資料がすべて揃っていない場合でも、まずは現状の資料で相談できることもあります。

Q6
BIMモデルの精度や成果物は、どこまで指定すべきですか?

BIMモデルの精度や成果物は、モデルを何に使うかに合わせて指定する必要があります。 見た目の確認やプレゼンに使うモデルと、施工検討や数量拾い、維持管理に使うモデルでは、必要な情報量や作り込みのレベルが異なります。

たとえば、施主説明用であれば空間イメージや外観のわかりやすさが重視されます。一方、施工検討で使う場合は、部材の位置関係や設備との干渉、納まりの確認ができることが重要になります。維持管理で使う場合は、設備情報や部屋情報などの属性情報も必要になる場合があります。

成果物としては、BIMモデルデータ、2D図面、パース画像、動画、干渉チェック結果、数量表、属性情報付きデータなどが考えられます。依頼時には、「どの成果物が必要か」「どの工程で使うか」「納品後に誰が編集・確認するか」を明確にしておくと、外注先との認識違いを防ぎやすくなります。

Q7
BIM外注先を選ぶときは、何を確認すべきですか?
BIM外注先の選び方

BIM外注先を選ぶ際は、費用だけでなく、自社の目的に合った対応ができるかを確認することが大切です。具体的には、対応できる建物用途、得意な業務範囲、使用ソフト、過去の実績、担当者の専門性、品質管理の方法、修正対応、納品形式、情報管理体制などを確認しましょう。

特に重要なのは、依頼したい業務と外注先の得意領域が合っているかです。設計段階のBIMに強い外注先、施工検討や干渉チェックに強い外注先、維持管理向けのデータ整備に対応できる外注先など、強みはそれぞれ異なります。

また、BIMモデルを納品して終わりなのか、作成ルールの相談や運用面の支援まで対応できるのかも確認しておきたいポイントです。自社にBIMの知見が少ない場合は、依頼内容を整理する段階から相談できる外注先を選ぶと安心です。

Q8
BIM外注でよくある失敗と、その防ぎ方は何ですか?

BIM外注でよくある失敗は、依頼範囲や成果物の条件が曖昧なまま発注してしまうことです。たとえば、「BIMモデルを作ってほしい」とだけ依頼すると、外注先と発注側で想定しているモデルの精度や用途がずれてしまうことがあります。

また、納品形式を確認していなかったために社内で編集できない、修正回数や対応範囲を決めていなかったために追加費用が発生する、施工や数量拾いに使うつもりだったのに必要な属性情報が入っていない、といったケースも起こりがちです。

こうした失敗を防ぐには、発注前に「何のために使うBIMモデルか」「どこまで外注するか」「どの成果物が必要か」「修正対応はどこまで含むか」「納品後に誰がどのように使うか」を整理しておくことが重要です。外注先との打ち合わせでは、完成イメージだけでなく、利用目的や判断基準まで共有しておくと、手戻りを減らしやすくなります。