BIM利用技術者試験とは?

目次

BIM利用技術者試験について

BIM利用技術者試験はBIMの知識や技術を証明するための試験です。建築・建設エンジニアのようにBIMシステムを利用した業務に携わっている人やBIMシステム周辺業務を行っている人が受験することを想定していますが、学生が受験することも多く合格するとBIM利用技術者として建設業界のDX推進を担うことが期待されています。

試験概要と出題範囲

BIM利用技術者試験は、建築・建設業界のDX化推進を目的とした試験で2023年から始まった新しい試験です。一般社団法人コンピュータ教育振興協会(ACSP)が主催する民間資格ではありますが、BIMの知識や技術を証明する客観的なモノサシとしてアピールできます。

試験には3つのレベルがあります。

  • 2級:筆記試験(CBT多肢選択式60問60分)、誰でも受験可能
    試験内容:BIMの概念、関連用語やモデリング基礎知識
    試験日:全国のテストセンターで随時開催(各会場でスケジュールが異なる)
  • 準1級:実技試験(BIMソフトを使用したモデリング240分)、2級合格者が対象
    試験内容:2次元図面(一般図)/データからのモデリング能力、2次元図面(一般図)/データからBIMモデルを作成して、
         図面の出図や数量を算出
    試験日:前期試験は6月、後期試験は11月
  • 1級:実技試験(BIMソフトを使用したモデリング240分)、2級または準1級/1級合格者が対象
    試験内容:BIMリテラシー能力、2次元図面(詳細図)からのモデル編集能力、2次元図面(詳細図)をもとに
         BIMモデルを作成・詳細化して図面の出図や数量の算出を行う
    試験日:前期試験は6月、後期試験は11月

試験形式・合格基準

試験形式は2級がCBT多肢選択式の筆記試験となり、各分野で5割以上、総合7割以上の正解が必要となります。試験時間は60分です。2級の問題は「一般社団法人BIM教育普及機構」出版の「建築・BIMの教科書 BASIC-Ⅰ改訂2版(建設物価調査会刊)」から出題されます。

準1級、1級ははBIMソフトを使用した240分の実技試験で、総合7割以上の正解で合格となります。過去問が公開されているので、実際にダウンロードしてモデリングする建物の様子を知ることができます。

試験のメリットと活用

試験を受けて合格すると、専門知識があることを客観的に証明できます。BIMは設計・施工管理など建築分野で求められる技術であり、今後も需要が高まることが予想できます。業界内で信頼性がアップし、転職や社内での昇進などキャリアアップにつながる可能性がありますし、資格を持つことで社外に対してもアピールできるでしょう。

効果的な学習方法

BIM利用技術者試験の学習方法には、公式テキストなどの書籍、Web動画、eラーニングの活用などの方法があります。BIM関連の書籍はたくさんありますが、2級は公式テキストから問題が出題されるため必須です。

BIMソフト会社の公式サイトにはトレーニング教材や学習動画が無料で配信されている場合があります。実際に操作方法を見て学ぶだけでなく、無償体験版を使って実際に操作しながら学習できるものもあります。BIM利用技術者試験の公式サイトにある資格試験例題、過去問も積極的に活用するようにしましょう。

BIM利用技術者試験は必要な知識と技能を証明できる

BIM利用技術者試験は、BIMの活用に必要な知識と技術を証明するために設けられた民間資格で、建築・建設業界のDX化推進を目的としています。資格を取得することで昇進や転職、プロジェクトの際に能力をアピールすることができます。

学習方法としては、テキストを中心に過去問に取り組みながら、YouTubeなどの無料動画、BIMソフト会社の教育動画なども活用してみましょう。

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